もいわ‐やま【藻岩山】
北海道札幌市南区にある山。標高531メートル。頂上付近に柱状節理が見られる。北東斜面の広葉樹が茂る原始林は「藻岩山原始林」として国の天然記念物に指定されている。
もう‐えん【猛炎/猛焔】
激しく燃えさかるほのお。「—東岩砲台の一角より起り候う間」〈独歩・愛弟通信〉
もうつう‐じ【毛越寺】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にある天台宗の別格本山。山号は、医王山。嘉祥3年(850)円仁の創建と伝える。長治2年(1105)藤原清衡・基衡が再興したが、数度火災にあい、現在の本坊は明治3...
モエラキ‐ボルダー【Moeraki Boulders】
ニュージーランド南島南東部の海岸にある奇岩群。オアマルの南約40キロメートルに位置する。直径1〜2メートル程度のほぼ球形の岩が多数転がっている。新生代暁新世頃のノジュール(堆積岩中の炭酸カルシウ...
もがも
[終助]《終助詞「もが」+終助詞「も」から。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…(で)あってほしいなあ。...
もがも‐な
[連語]《「な」は終助詞》「もがも」に同じ。「河上(かはのへ)のゆつ岩群(いはむら)に草生(む)さず常に—常娘女(とこをとめ)にて」〈万・二二〉
もがも‐よ
[連語]《「よ」は終助詞》「もがも」に同じ。「妹(いも)が寝(ぬ)る床のあたりに岩ぐくる水に—入りて寝まくも」〈万・三五五四〉
もしお‐ぐさ【藻塩草】
1 アマモの別名。 2 藻塩1をとるために使う海藻。掻(か)き集めて潮水を注ぐことから、和歌では多く「書く」「書き集(つ)む」にかけて用いる。「あまたかきつむ—」〈栄花・岩蔭〉 3 《書き集める...
もし‐りゅう【茂師竜】
昭和53年(1978)に、岩手県下閉伊(しもへい)郡岩泉町茂師で発見された化石の俗称。大型恐竜の上腕骨の一部とみられ、日本国内で発掘された初の恐竜化石とされる。
も‐ぞ
[連語]《係助詞「も」+係助詞「ぞ」》 1 「も」を強調する意を表す。…だって。…でさえ。「岩根さくみてなづみ来(こ)し良けく—なき」〈万・二一三〉 2 好ましくない結果を予想し、気がかりに思う...