あしひき‐の【足引きの】
[枕] 1 「山」および「山」を含む語「山田」「山鳥」などにかかる。「—山の雫(しづく)に妹(いも)待つと」〈万・一〇七〉 「—山鳥の尾のしだり尾の」〈拾遺・恋三〉 2 「峰(を)」「八峰(やつ...
あじ‐いし【庵治石】
香川県高松市庵治町で産出する石。黒雲母(くろうんも)のまざった青灰色の花崗岩(かこうがん)で、高級な墓石などに使用。
アジノール【adinole】
泥質の岩石が塩基性の岩脈による変成作用を受けてできた淡緑色・半透明の岩石。
アジャンタ【Ajanta】
インド西部、マハラシュトラ州の村。アウランガーバードの北東約100キロメートル、ワゴラー川沿いに位置する。岩山の断崖に、前2世紀から後8世紀ごろにかけてつくられた大小30の石窟群があり、仏教説話...
アストロブレム【astrobleme】
隕石の衝突に起因する地形または地質構造の総称。地表にクレーターとして明瞭に残されたものや、岩盤にみられる円形または楕円形の痕跡をさす。
あずまにしき‐がい【東錦貝】
イタヤガイ科の二枚貝。潮間帯から水深20メートルまでの岩石に足糸で着生する。貝殻はホタテガイに似た形で、殻長7センチくらい。色は赤・紫など。殻表には大小の放射状の肋(ろく)がある。食用。あかざらがい。
アズルー【Azrou】
モロッコ中北部の町。フェズとマラケシュを結ぶ道とサハラ砂漠に南下する道が通る、交通の要地。ベルベル語で「岩」を意味し、集落の西に大きな岩山があることに由来する。大モスク、工芸博物館がある。
アセノスフェア【asthenosphere】
地球表面を覆う硬いリソスフェアの下の軟らかい層。上部マントルにあり、岩石が部分的に融解していると考えられている。上部は地震波伝播(でんぱ)の低速度層。岩流圏。→リソスフェア
アチョ‐さん【アチョ山】
《Monte Hacho》北アフリカ、ジブラルタル海峡に面するスペイン領の港湾都市セウタにある山。標高約200メートル。「ジブラルタルの岩」とともに、「ヘラクレスの柱」とよばれる。市街東部に位置...
あっか‐どう【安家洞】
岩手県岩泉町にある鍾乳洞。竜泉洞の北、約20キロ。総延長は23.7キロで国内最長。入り口は一つで多くの支洞があり、主洞の一部は公開されている。国の天然記念物。