おんなたちのかいきょう【女たちの海峡】
笹倉明の長編小説。平成3年(1991)刊。太平洋戦争から現代までの日本と朝鮮の歴史の暗部を描く。
かい【峡】
《動詞「か(交)う」の連用形「交い」から。交差するところの意》両側に山が迫っている所。山と山の間。山かい。「月が山の—から覗(のぞ)いて谷間に堆(うずたか)い屍(しかばね)を照らした」〈中島敦・李陵〉
かい‐きょう【海峡】
陸地に挟まれた狭い幅の水路となって、二つの海域をつなぐ海。水道。瀬戸。 [補説]書名別項。→海峡
かいきょう【海峡】
赤江瀑の長編小説。昭和58年(1983)刊行。翌昭和59年(1984)、短編「八雲が殺した」とあわせ第12回泉鏡花文学賞を受賞。
か‐きょう【河峡】
川の両岸に山が迫り、水流が狭くなっている所。
カテガット‐かいきょう【カテガット海峡】
《Kattegat》デンマークのユトランド半島とスカンジナビア半島の間にある海域。スカゲラク海峡を通じて北海と、エアスン海峡・大ベルト海峡・小ベルト海峡を通じてバルト海とつながる。
カボット‐かいきょう【カボット海峡】
《Cabot Strait》カナダ東部、ニューファンドランド島のレイ岬とケープブレトン島のノース岬の間にある海峡。セントローレンス湾と大西洋をつなぐ海峡の一つで、最狭部の幅は約100キロメートル...
カレー‐かいきょう【カレー海峡】
「ドーバー海峡」に同じ。
かわかみ‐きょう【川上峡】
佐賀県中央東部にある渓谷美に富む景勝地。背振(せふり)山地南麓を流れる川上川(嘉瀬(かせ)川の上流部)に位置する。長さ12キロ。別称、肥前嵐山(ひぜんあらしやま)。
かんもん‐かいきょう【関門海峡】
本州と九州を分かつ海峡。瀬戸内海の西口にあたり、周防灘(すおうなだ)と響灘とを結ぶ。最狭部は早鞆瀬戸(はやとものせと)。下関海峡。馬関(ばかん)海峡。→関門