みねがづか‐こふん【峯ヶ塚古墳】
大阪府羽曳野(はびきの)市軽里にある、5世紀末から6世紀初頭の古墳。古市古墳群を構成する前方後円墳で、長さ96メートル、高さ10メートル。竪穴(たてあな)式石室から鉄刀や馬具などが出土している。
みね‐ざくら【峰桜/嶺桜】
バラ科の落葉小高木。本州中部以北の高山に自生し、葉は倒卵形で先が尾状にとがる。5、6月ごろ、葉と同時に淡紅色の5弁花を開き、黒い球形の実を結ぶ。たかねざくら。
みね‐ずおう【峰蘇芳】
ツツジ科の常緑小低木。本州中部以北の高山に自生し、高さ約15センチ。幹は地をはって分枝し、長楕円形の小さい葉を密に対生する。7月ごろ、紅紫色の鐘状の花を開く。名の「蘇芳」はイチイの別名という。
みね‐つづき【峰続き】
峰と峰が連なっていること。「—の山塊」
みね‐ばり【峰榛】
ヨグソミネバリの別名。
みね‐べ【峰辺】
峰のあたり。「谷狭(せば)み—に延(は)へる玉かづら延へてしあらば年に来(こ)ずとも」〈万・三〇六七〉