すな‐あらし【砂嵐】
1 砂漠で発生する、砂が激しく吹きつける嵐。《季 春》 2 ⇒スノーノイズ
せい‐らん【晴嵐】
1 晴れた日に山にかかるかすみ。 2 晴れた日に吹く山風。「—梢を鳴らし」〈仮・恨の介・上〉
せい‐らん【青嵐】
1 青々とした山の気。 2 青葉のころに吹きわたる風。あおあらし。
たいよう‐あらし【太陽嵐】
非常に強い太陽風に伴う電磁波・放射線・プラズマが、地上の電力施設や地球近傍の人工衛星・宇宙ステーションなどに被害をもたらす現象。
ちじき‐あらし【地磁気嵐】
⇒磁気嵐
なつのあらし【夏の嵐】
《(イタリア)Senso》イタリアの映画。1954年作。監督はビスコンティ。イタリア統一戦争の時代を背景に、ベネチアの公爵夫人とオーストリア軍の青年将校の悲恋を描く。
はつ‐あらし【初嵐】
秋の初めに吹く強い風。《季 秋》「—鷹を入江に吹き落す/秋桜子」
はな‐あらし【花嵐】
桜の花の盛りのころに吹く強い風。また、その風で桜の花が散り乱れること。
はな‐あらし【鼻嵐】
嵐のように激しい鼻息。「並ぶ轡の間から—が立って」〈漱石・幻影の盾〉
花(はな)に嵐(あらし)
物事にはとかく支障が起こりやすいことのたとえ。月に叢雲(むらくも)花に風。