こきゅう‐はくぶついん【故宮博物院】
中国北京(ペキン)にある博物館。明・清時代の紫禁城(故宮)の建物に、数十万点の古書・美術工芸品・考古出土品などを収蔵している。1925年開設。国立故宮博物院。 台北(タイペイ)にある博物館。...
こくが‐かい【国画会】
美術団体。昭和3年(1928)国画創作協会解散に際して、第二部(洋画・工芸・彫刻)の梅原竜三郎・富本憲吉らによって発足。のち、版画部・写真部を設置。
こくがそうさく‐きょうかい【国画創作協会】
美術団体。大正7年(1918)日本画の土田麦僊(つちだばくせん)・村上華岳らが結成。同14年第二部(洋画)を新設、のち工芸・彫刻を加える。昭和3年(1928)解散。→国画会
こく‐ほう【国宝】
1 国の宝。 2 重要文化財のうち、特に文化史的・学術的価値の高いものとして文部科学大臣が指定した建造物・美術工芸品・古文書など。
こくりつ‐こうげいかん【国立工芸館】
石川県金沢市にある国立美術館。正称は東京国立近代美術館工芸館。同美術館の分館として昭和52年(1977)東京都千代田区に開館し、令和2年(2020)現在地に移転。主に、明治以降の国内外の工芸品を...
コタ‐バル【Kota Bharu】
マレーシア、マレー半島東岸の都市。クランタン州の州都。南シナ海に面し、ケランタン川の河口に位置する。イスラム教徒のマレー人が多く居住。銀細工や織物などの伝統工芸が盛んで、博物館が多い。太平洋戦争...
コロニアル‐スタイル【colonial style】
1 17〜18世紀にイギリス・スペイン・オランダなどの植民地に発達した建築・工芸の様式。本国の様式を模倣し、植民地向けの実用性を加味したもの。 2 特に19世紀のアメリカで発達した建築様式で、イ...
コロマンデル【Coromandel】
インド南東部、ベンガル湾岸約700キロにわたる海岸。チェンナイなどの都市がある。 ニュージーランド北島、コロマンデル半島西岸の町。ゴールドラッシュとナンヨウスギ科のカウリの伐採で栄えた。当時...
こんじき‐どう【金色堂】
内部を金箔(きんぱく)などで飾った阿弥陀堂。極楽浄土を象徴する。 岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町の中尊寺にある藤原清衡(ふじわらのきよひら)・基衡(もとひら)・秀衡(ひでひら)3代の廟堂...
ごとう‐びじゅつかん【五島美術館】
東京都世田谷区にある美術館。五島慶太の収集品を中心として昭和35年(1960)開館。古写経、書跡、工芸品などのほか、国宝「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」を所蔵する。