巧言(こうげん)令色(れいしょく)鮮(すくな)し仁(じん)
《「論語」学而から》巧みな言葉を用い、表情をとりつくろって人に気に入られようとする者には、仁の心が欠けている。
こう‐さ【巧詐】
巧みにあざむくこと。
巧詐(こうさ)は拙誠(せっせい)に如(し)かず
《「韓非子」説林上から》巧みにいつわりごまかすのは、つたなくても誠意があるのには及ばない。
こう‐ざい【口才】
[名・形動]《古くは「こうさい」とも》弁舌の才能。転じて、口先のうまいこと、弁舌の巧みなこと。また、そのさま。「そなたのやうな—なわろは」〈当世下手談義・二〉
こうじょう‐あきんど【口上商人】
江戸時代、盛り場の路傍で、巧みな弁舌で人を集め、品物を売る商人。
こう‐みょう【巧妙】
[名・形動]非常に巧みであること。また、そのさま。「—な手口」「—に立ち回る」 [派生]こうみょうさ[名]
こう‐りゃく【攻略】
[名](スル) 1 攻撃して奪い取ること。攻め落とすこと。「敵陣を—する」 2 巧みに攻撃して相手を打ち負かすこと。説得して、相手の意思を変えさせることなどにもいう。「エースを—する」「押しの一...
劫﨟(こうろう)を◦経(へ)る
1 年功を積んで巧みになる。 2 ⇒甲羅(こうら)を経る
こぎ‐ぬ・ける【漕ぎ抜ける】
[動カ下一][文]こぎぬ・く[カ下二] 1 舟を漕いで障害物などの間を通り抜ける。「岩礁を避けて巧みに—・ける」 2 困難な状態などを切り抜ける。「歳末商戦を—・ける」
こっ‐けい【滑稽】
[名・形動] 1 笑いの対象となる、おもしろいこと。おどけたこと。また、そのさま。「—なしぐさ」 2 あまりにもばかばかしいこと。また、そのさま。「今さら強がっても—なだけだ」 [派生]こっけい...