かみん‐ちゅ【神人】
沖縄地方で、神をまつる巫女(みこ)の総称。正式の資格をもつ巫女のほかに、村祭りのときだけ資格を与えられる巫女をもいう。 [補説]書名別項。→神女
きき‐はず・す【聞(き)外す】
[動サ五(四)] 1 聞き落とす。聞き漏らす。「一句でも巫女(くちよせ)のいうことを—・すまいとして」〈長塚・土〉 2 途中で、聞くのをやめる。「玉を二度取り返したといふはなし—・して胸ぐら取り...
きね【巫/巫覡】
神に仕える人。神官や巫女(みこ)。「あしひきの山のさかきはときはなる影に栄ゆる神の—かな」〈拾遺・神楽歌〉
クーマ‐こうこがくこうえん【クーマ考古学公園】
《Parco Archeologico di Cuma》イタリア南部、カンパニア州の都市ナポリ西郊にある公園。紀元前8世紀頃、古代ギリシャがイタリア半島ではじめて築いた植民都市クーマエの遺跡があ...
ささ‐ばたき【笹叩き】
1 巫女(みこ)が口寄せをするとき、両手に持った笹の葉で自分の頭をたたきながら催眠状態に入ること。また、その祈祷(きとう)やその巫女。 2 笹ですす払いをすること。また、その笹。
さや【明/清】
[副] 1 (多く「に」を伴って用いられる)はっきりとしたさま。「足柄のみ坂に立して袖ふらば家(いは)なる妹は—に見もかも」〈万・四四二三〉 2 清らかにすがすがしいさま。「菅畳いや—敷きて」〈...
しに‐くち【死に口】
口寄せの一。死者の霊が巫女(みこ)などに神懸かりして語ること。また、その言葉。⇔生き口。
しん‐たく【神託】
神が自分の判断や意志を巫女(みこ)などの仲介者、あるいは夢・占いなどによって知らせること。神のお告げ。託宣。「—が下る」
しんめり
[副]「しんみり」に同じ。「なんとなく—として水を打ったようであった」〈未明・薔薇と巫女〉
せんま
1 江戸時代、大坂の天神祭りなどで、巫女(みこ)に扮(ふん)してこっけいなしぐさをした者。「—の形(なり)をそのままに」〈浄・浪花鑑〉 2 子供をののしっていう語。「あの—め、仕様がある」〈浄・...