はら‐まき【腹巻(き)】
1 腹の冷えるのを防ぐため、腹に巻く布、または毛糸などで筒形に編んだもの。はらおび。腹当て。 2 鎧(よろい)の一。胴を囲み、背中で引き合わせるようにした簡便なもの。鎌倉後期ごろから歩卒が用い、...
はる‐まき【春巻(き)】
中国料理の点心の一。刻んだ豚肉と竹の子などの春の野菜を、小麦粉で作った薄い皮で包み、油で揚げたもの。
はん‐けん【反巻】
葉や花びらなどが背面の方にそり返って巻いていること。
ばん‐かん【万巻】
たくさんの書物。「—の書」
ひ‐かん【秘巻】
秘密の文書。大切に隠し持っている書物。
ひだり‐まき【左巻(き)】
1 左の方へ巻くこと。時計の針の回り方と反対に巻いていること。 2 《つむじが左に巻いている人は頭が悪いという俗説から》頭の働きが鈍いこと。
ひと‐まき【一巻(き)】
1 一度巻くこと。 2 巻いてあるもの一つ。「絵巻物—」「毛糸を—買う」 3 連歌・連句で、歌仙・百韻・千句などの一つの作品。 4 一族。同族。
ひる‐まき【蛭巻】
太刀の柄・鞘(さや)や槍・薙刀(なぎなた)などの柄に、金属の細長い薄板を間をあけた螺旋状に巻いてあるもの。
ふし‐まき【節巻】
1 「節巻の弓」に同じ。 2 巻物。
ふで‐まき【筆巻(き)】
筆を巻いておく小さなすだれ。