かく‐まき【角巻(き)】
大きな四角の毛布でできた肩掛け。東北地方の婦人用防寒具。《季 冬》「男見て—の背がふとうごく/楸邨」
かげつ‐まき【花月巻(き)】
洋式束髪の一。髻(もとどり)を低くとってひねり上げ、まげをひさしのように前に出した髪形。明治20年代、東京新橋の料理屋「花月」の女主人が始めたといわれる。→束髪(そくはつ)
かずら‐はちまき【鬘鉢巻】
⇒鬘帯(かずらおび)
かっぱ‐まき【河童巻(き)】
キュウリを芯にした細いのり巻き。
かつら‐まき【桂巻(き)】
「桂包(かつらづつ)み」に同じ。
かみ‐まき【紙巻(き)】
1 紙で巻くこと。また、そのもの。 2 「紙巻きタバコ」の略。
カリフォルニア‐まき【カリフォルニア巻(き)】
⇒カリフォルニアロール
かん【巻】
[名] 1 巻物。巻物にした書物。巻子本(かんすぼん)。「—を開く」 2 書物。書籍。 3 何冊か合わせてひとまとまりとなる書籍の、その一つ一つ。 [接尾]助数詞。 1 書籍の冊数をかぞえる...
かん【巻〔卷〕】
[音]カン(クヮン)(呉) ケン(漢) [訓]まく まき [学習漢字]6年 〈カン〉 1 巻物。「巻軸・巻子本(かんすぼん)/経巻」 2 書物。「巻首・巻頭・巻末/圧巻・開巻・書巻・全巻・別巻...
きいちほうげんさんりゃくのまき【鬼一法眼三略巻】
浄瑠璃。時代物。五段。文耕堂・長谷川千四の合作。享保16年(1731)大坂竹本座初演。「義経記」などをもとに脚色。歌舞伎では「菊畑」「一条大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」「五条橋」として...