げんじ‐まき【源氏巻(き)】
棹物(さおもの)菓子の一。小口切りにしたときに紅白の渦巻き模様が出るようになっているもの。
げんじものがたりえまき【源氏物語絵巻】
源氏物語の諸場面を絵画化した絵巻物。物語成立以降、各時代を通じて作られ、現存するものも多い。特に12世紀前半の作で藤原隆能(ふじわらのたかよし)筆とされるもの(徳川黎明会・五島美術館分蔵)は有名...
こう‐かん【黄巻】
《昔、中国で、紙に虫がつくのを防ぐため、黄蘗(おうばく)の葉で紙を黄色に染めたところから》書物のこと。
こし‐まき【腰巻(き)】
1 女性が和装するとき、下着として腰から脚にかけて、じかに肌にまとう布。ゆもじ。おこし。 2 中世以降、武家の女性や宮中の下仕えの女官が、夏に小袖の上につけて肩脱ぎとして腰から下に巻きつけた衣服...
こ‐ねまき【小寝巻】
小さな掻巻(かいまき)。
こも‐まき【菰巻(き)】
1 秋の末に、松や杉の木の幹に菰を巻き付けること。冬を越すために下りてくる害虫を菰の中に止め、春先に外して焼く。 2 酒樽に菰を巻き付け縄で締めて飾ること。
こぶ‐まき【昆布巻(き)】
⇒こんぶまき
こんぶ‐まき【昆布巻(き)】
身欠きにしんなどをコンブで巻き、甘辛く煮た料理。こぶまき。
ごう‐かん【合巻】
江戸後期、文化年間(1804〜1818)以後に流行した草双紙の一種。それ以前の黄表紙などが5丁1冊であったのを、数冊合わせて1冊とし、長いものは数十冊にも及ぶ。内容は教訓・怪談・敵討ち・情話・古...
ごぼう‐まき【牛蒡巻(き)】
⇒八幡巻(やわたま)き