わら‐ざ【藁座】
1 わらで渦巻き状に編んだ円座(えんざ)。わろうだ。 2 開き扉の軸を受けるため、地覆(じふく)や貫(ぬき)に取り付ける金具などの部材。 3 鳥居の柱の根元に巻き付ける金属や木。
わらざ‐とりい【藁座鳥居】
藁座3を巻き付けた鳥居。
わらび‐で【蕨手】
《「わらびて」とも》 1 若葉がまだ開かず先がこぶしのように巻いている早蕨(さわらび)。 2 早蕨のような先端が巻き込んだ形の意匠。刀の柄(つか)や高欄、神輿(みこし)の屋根などにみられる。
わろうだ【藁蓋/円座】
わら・藺(い)・蒲(がま)・菅(すげ)などを縄にない、渦巻き状に編んで作った円い敷物。錦(にしき)や綾などで包んだものもある。円座(えんざ)。わらふた。
わん‐しょう【腕章】
儀式や行事のとき、衣服の腕に巻きつけるなどして目印とする布や記章。「—をつける」「—を巻く」