ばしょう‐ふ【芭蕉布】
バショウの繊維で織った布。沖縄・奄美大島に産し、夏の着尺地(きじゃくじ)・蚊帳・座布団地などに用いる。《季 夏》
パップ【(オランダ)pap】
《粥(かゆ)の意》粥状にした薬剤を塗った布をはりつけて湿布をすること。 [補説]「巴布」とも書く。
ひき‐ぬの【疋布】
一疋(いっぴき)の布。「—を千むら、万むら織らせ」〈更級〉
ひ‐ふ【被風/被布/披風】
着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐(くみひも)でとめる。江戸時代は茶人・俳人などが着たが、明治時代以後は変形して主に女性の和装用コートとなった...
ひろ‐め【広布】
コンブの古名。「尼上の御もとより—といふ物奉り給ひける」〈定頼集・詞書〉
ふ【布】
1 ぬの。「敷(しき)—」「葛(くず)—」 2 布銭(ふせん)。
ふ【布】
[音]フ(呉) ホ(漢) [訓]ぬの しく [学習漢字]5年 〈フ〉 1 麻や綿などの織物。一般に、織物。ぬの。「布衣(ふい)・布巾(ふきん)・布帛(ふはく)/画布・乾布・絹布・財布・湿布・瀑...
ふうせつ‐の‐るふ【風説の流布】
虚偽の情報を流して、証券取引などの相場を動かそうとしたり、人の信用を損ねたり業務を妨害したりすること。証券取引などについては金融商品取引法で、信用毀損・業務妨害については刑法で禁止されている。
ふしょく‐ふ【不織布】
織らない布。繊維を合成樹脂その他の接着剤で接合して布状にしたもの。弾力に富み、通気性にすぐれ、洋服の芯地などに用いる。
ふじ‐ぬの【藤布】
藤の蔓(つる)の繊維で織った布。