うんめい【運命】
幸田露伴の小説。大正8年(1919)発表。中国明(みん)朝の建文・永楽2帝の生涯を、漢文調の名文で描いた作品。
ベートーベン作曲の交響曲第5番の通称。1808年完成。第1楽章冒頭の主題を、作...
えい‐いん【英印】
⇒インド帝国
えいさい‐きょ【永済渠】
中国、隋の煬帝(ようだい)が開削した運河。河南省武陟(ぶちょく)県付近で黄河から分流、沁河(しんが)を経て衛河に入り天津に達した。608年完成。えいせいきょ。
えいし‐ちょうせん【衛氏朝鮮】
朝鮮古代の王国名。前2世紀初め、燕(えん)から亡命した衛満が建国。前108年、衛満の孫、右渠(うきょ)の代に漢の武帝に攻められて滅亡。
えい‐すい【潁水】
中国河南省臨潁(りんえい)県を流れる川。鄭州(ていしゅう)付近に源を発し、淮河(わいが)に注ぐ。長さ約550キロ。隠士の許由(きょゆう)が帝尭(ぎょう)に召されたが栄達を望まず、その話を耳の汚れ...
えい‐だん【営団】
公共性のある事業を営むため、第二次大戦中に設立された公法上の特殊な企業形態。一般的には、政府出資が資本金の全額または半額以上を占める。戦後、廃止されるかまたは公団に改組され、平成16年(2004...
えいだん‐ちかてつ【営団地下鉄】
東京地下鉄(東京メトロ)線の、帝都高速度交通営団が経営した当時の呼称。
えいねい‐じ【永寧寺】
中国、河南省洛陽にあった寺。北魏(ほくぎ)の献文帝が大同に建立した大寺を516年に孝明帝の生母霊太后が都に移築。外国からの多数の仏像・経典を所蔵していたが、534年に焼失。
えいらく‐せん【永楽銭】
1 中国の永楽帝の時代に鋳造された銅貨。「永楽通宝」の文字を鋳出している。室町時代に輸入され、江戸初期にかけて標準的貨幣として流通した。永楽通宝。永楽。永。 2 紋章の一。1をかたどったもの。
えいらく‐たいてん【永楽大典】
中国、明(みん)代の類書。2万2877巻、目録60巻。永楽5年(1407)成立。成祖(永楽帝)の命により、解縉(かいしん)らが編集。古今のあらゆる種類の書物を集め、その中から天文・地誌・陰陽・医...