とお‐まわり【遠回り】
[名・形動](スル) 1 遠い道を回って行くこと。まわり道をして行くこと。迂回(うかい)。「—して帰る」 2 かけなくてもいい手数をかけること。また、そのさま。迂遠(うえん)。「—な方法」
ときに‐は【時には】
[連語]場合によっては。たまには。「—遅く帰ることもある」
とさにっき【土佐日記/土左日記】
平安中期の旅日記。1巻。紀貫之作。承平5年(935)成立とされる。任地の土佐を船出して都に帰るまでの55日間の出来事を、作者を女性に仮託して仮名書きで記したもの。仮名文日記の最初のもの。とさのにき。
とり‐ぐもり【鳥曇(り)】
春、渡り鳥が北へ帰る頃の曇り空。《季 春》「ゆく春に佐渡や越後の—/許六」
如何(どう)あっても
どんなであっても。どのようなことがあっても。「—連れて帰る」
どう‐むかえ【道迎へ】
旅から帰る人などを途中まで出迎え、酒食を供すること。「—のそのために、一酒を持ちて参りたり」〈謡・俊寛〉
ドギー‐バッグ【doggy bag】
レストランなどで、食べきれなかった料理を持ち帰るための容器。 [補説]doggyは犬の、の意。表向きは飼い犬に食べさせるために残り物を包むとすることから。
な
[終助] 1 動詞・動詞型助動詞の終止形、ラ変型活用語の連体形に付く。禁止の意を表す。「油断する—」「まだ帰る—」「かの尼君などの聞かむに、おどろおどろしく言ふ—」〈源・夕顔〉 2 《補助動詞...
なか‐のぼり【中上り/中登り】
1 国司などが任期中に一度上京すること。「かの陸奥の守の—といふことして」〈今昔・二六・一四〉 2 上方から江戸に奉公に出ている者が、途中で一時上方へ帰ること。「是は上方者にて、はや—もすみ」〈...
ながれ‐の‐すえ【流れの末】
1 流れてゆく末の方。下流。「よどみしもまた立ち帰る五十鈴川—は神のまにまに」〈風雅・神祇〉 2 血筋などを受け継ぐ人。子孫。末流。「—のわれらまで、豊かに住めるうれしさよ」〈謡・養老〉