かえり‐ぎわ【帰り際】
帰ろうとしている時。帰りがけ。「—にそっと耳うちする」
かえり‐ぐるま【帰り車】
目的地まで客を送った帰りで、人を乗せていない人力車やタクシー。
かえり‐しな【帰りしな】
1 帰りぎわ。「—に用ができる」 2 帰る途中。帰り道。「—に一杯やる」
かえり‐しんざん【帰り新参】
一度勤めを去った者が、再び同じ所に勤めること。また、その人。
かえり‐じたく【帰り支度】
帰るために衣服や持ち物を整えること。帰る用意。
かえり‐つ・く【帰り着く】
[動カ五(四)]出発したもとの所に戻る。「やっとわが家に—・く」
かえりなんいざ【帰りなん、いざ】
志水辰夫の長編小説。平成2年(1990)刊行。
帰(かえ)りなんいざ
《陶淵明「帰去来辞」の「帰りなんいざ、田園将(まさ)に蕪(あ)れんとす、胡(なん)ぞ帰らざる」の一節》さあ、帰ってしまおう、の意。 [補説]書名別項。→帰りなん、いざ
かえり‐ばな【返り花/帰り花】
1 返り咲きをした花。二度咲きの花。狂い花。《季 冬》「凩(こがらし)に匂ひやつけし—/芭蕉」 2 身請けされた遊女が、二度の勤めに出ること。「御身はまたまた廓(くるわ)に—」〈浮・御前義経記・二〉
かえり‐まか・る【帰り罷る】
[動ラ四] 1 《「まかる」は、任命されて都から地方へ行く意》都から地方の任地などへ帰る。「我(あ)が待つ君が事終はり—・りて」〈万・四一一六〉 2 《「まかる」は行くの意の謙譲語》帰っていきま...