しゃ‐ちょう【赦帳】
江戸時代、寛永寺または増上寺で幕府が大法会を行うとき、受刑者の親類から両寺に赦免願いを提出し、両寺がその人名や申し出事項を記載して寺社奉行に提出した帳簿。赦免すべき者に対しては、法会の場に召し出...
しゅいん‐ちょう【朱印帳】
神社仏閣で、参詣者が朱印を押してもらうための帳面。御朱印帳。
しゅうし‐にんべつちょう【宗旨人別帳】
⇒宗門人別帳
しゅう‐ちょう【繍帳】
刺繍(ししゅう)が施されているとばり。「天寿国曼荼羅—」
しゅうもんあらため‐ちょう【宗門改帳】
⇒宗門人別帳
しゅうもんにんべつ‐ちょう【宗門人別帳】
江戸時代、宗門改に基づいて作成された帳簿。同時に戸籍簿としての役割も果たした。宗旨人別帳。
しゅ‐ちょう【主帳】
律令制で、諸国の郡または軍団に置かれ、文書の起草・受理をつかさどった職。
しょうぜい‐ちょう【正税帳】
律令制で、各国の国司が1年間の正税の出納を記入して中央政府へ報告した決算帳簿。大税帳。税帳。
しょう‐ちょう【抄帳】
平安時代、諸国からの調庸物などに対して発行した返抄(受領証)の台帳。
しわけ‐ちょう【仕訳帳】
簿記で、すべての取引をその発生順に仕訳・記入し、元帳の各勘定口座へ転記するための帳簿。