へいい‐はぼう【弊衣破帽】
ぼろぼろの衣服と破れた帽子。特に、旧制高等学校の生徒の間に流行した蛮カラな服装。「第一高等学校に、—の豪放ぶりや」〈里見弴・安城家の兄弟〉
ぼう【帽】
頭にかぶるもの。帽子。「鳥打ち—」「—を脱いで礼をするような」〈鴎外・雁〉
ぼう【帽】
[常用漢字] [音]ボウ(漢) モウ(呉) 頭にかぶる物。「帽子(ぼうし)・帽章/角帽・学帽・制帽・脱帽・無帽・礼帽・弊衣破帽」 [難読]烏帽子(えぼし)・帽子(もうす)・帽額(もこう)
みのすけのスキーぼう【ミノスケのスキー帽】
宮口しづえの童話。および同作を表題作とする童話集。昭和32年(1957)刊。第7回児童文学者協会新人賞受賞。
む‐ぼう【無帽】
帽子をかぶっていないこと。
めだし‐ぼう【目出し帽】
両目の部分のみを明け、顔全体をすっぽり覆う防寒用の帽子。めでぼう。
やきゅう‐ぼう【野球帽】
野球をするときにかぶる帽子。また、それと同じ形の、前庇(まえびさし)だけがついた帽子の総称。ベースボールキャップ。
やまたか‐ぼう【山高帽】
「山高帽子」に同じ。
りゃく‐ぼう【略帽】
1 略式の帽子。 2 軍隊で、戦闘・訓練の場合などに用いた帽子。戦闘帽。戦帽。
れい‐ぼう【礼帽】
礼装用の帽子。