ひ‐ぞ・る【干反る/乾反る】
[動ラ五(四)] 1 乾いて、そりかえる。「障子が—・って開閉に困難するような」〈二葉亭・平凡〉 2 すねて腹を立てる。ひねくれる。「其様に何時までも—・らいで有体(ありてい)に話して呉りゃれ」...
ひ‐だい【干鯛】
薄塩の鯛の干物。
ひ‐だら【干鱈】
薄塩に漬けて干した鱈。干し鱈。《季 春》「—あぶりてほろほろと酒の酔にゐる/鬼城」
ひっ‐つ・く【干っ付く/乾っ付く】
[動カ五(四)]乾いて、くっつくような感じになる。「のどが—・く」
ひ‐ば【干葉/乾葉】
1 枯れて乾燥した葉。 2 ダイコンの茎や葉を干したもの。飯に炊き込んだり汁の実にしたりする。
ひ‐ぼし【干乾し】
食物がなく、飢えてやせること。「空腹で—になりそうだ」
ひ‐もの【干物/乾物】
魚介類を干した食品。
ひる【干る/乾る】
[動ハ上一][文][ハ上一]《上代の上二段活用動詞「ふ」の上一段化》 1 水分がなくなってかわく。「池がひる」 2 潮がひいて海底が現れる。干潮になる。「潮がひる」 3 果てる。終わる。かたがつ...
ひ‐われ【干割れ/日割れ】
1 乾きすぎて、ひびが入ったり、割れたりすること。また、その割れ目。「—のした鏡餅(かがみもち)」 2 木材や樹木などが、日光の直射や温度差により縦に裂けること。
ひ‐わ・れる【干割れる】
[動ラ下一][文]ひわ・る[ラ下二]乾いて割れ目ができる。「柱が—・れる」