けんれい‐もん【建礼門】
平安京内裏外郭十二門の一。南面中央にあって、内郭の承明門に対する。門前で白馬(あおうま)の節会(せちえ)などが行われた。
げき‐の‐まつりごとはじめ【外記の政始】
平安時代、年始・改元や廃朝のあとなどに、公卿が外記局に参集して、まつりごとを行う儀式。
げっか‐もん【月華門】
平安京内裏内郭の門の一。紫宸殿(ししんでん)南庭の西側にあり、日華門と対する。
げ‐にん【下人】
1 身分の低い者。「広く此の人間世界を見渡すに…貴人もあり、—もありて」〈福沢・学問のすゝめ〉 2 平安時代以後、荘官や地頭などに隷属して雑役に従事した者。売買・質入れ・譲渡の対象となった。雑人...
げにん‐の‐そう【外任の奏】
平安時代、元日・白馬(あおうま)などの節会(せちえ)に列席させる外官の名簿を奏上すること。
げ‐ゆ【解由】
1 奈良・平安時代、官人が任期満了のときに交代の事務引き継ぎをすること。 2 「解由状」に同じ。
げんえい【元永】
平安後期、鳥羽天皇の時の年号。1118年4月3日〜1120年4月10日。
げんき‐もん【玄輝門】
平安京内裏内郭十二門の一。北面中央の門で、外郭の朔平門(さくへいもん)と相対する。
げんげんしゅう【玄々集】
平安中期の私撰和歌集。1巻。能因(のういん)撰。永承年間(1046〜1053)の初めごろに成立。一条天皇から後朱雀(ごすざく)天皇までの間の秀歌160余首を作者別に収める。
げんじ‐え【源氏絵】
1 源氏物語を題材として描いた絵の総称。絵巻・屏風(びょうぶ)絵など種々のものがある。 2 平安時代の風俗を物語風に描いた絵の俗称。