ひら‐め【平目/比目魚/鮃】
1 カレイ目ヒラメ科の海水魚。全長約80センチ。体は長楕円形で側扁(そくへん)が著しく、両眼が頭部の左側に集まっており、砂泥底に横たわる。有眼側は暗褐色に黒褐色と白色の斑紋が散在し、無眼側は白色...
ひら‐めか・す【平めかす】
[動サ四]平たくする。たいらにする。「墨の片つ方にしどけなく磨(す)り—・し」〈春曙抄本枕・二〇二〉
ひらめ‐きん【平目筋】
下腿(かたい)後部にある下腿三頭筋の一部。腓腹筋(ひふくきん)の深層に位置し、下方で合してアキレス腱となる。
ひらめ‐じ【平目地】
蒔絵(まきえ)の地蒔きの一。平目粉をまき、透き漆を塗って研ぎ出したもの。
ひらめ‐ふん【平目粉】
金・銀・錫(すず)などの鑢粉(やすりふん)をたいらに薄く延ばし、大小にふるい分けたもの。
ひら・める【平める】
[動マ下一][文]ひら・む[マ下二]平たくする。「モチヲ—・メル」〈和英語林集成〉
ひら‐もとゆい【平元結】
丈長の紙を細く畳んで作った元結。中(ちゅう)元結。
ひら‐もの【平物】
1 菊の園芸品種で、単弁の花びらが平らに開くものの総称。 2 能楽で、特に習い物でない、普通の曲。 3 邦楽で、特に秘曲や許し物でない、普通の曲。 4 演劇などの大道具のうち、切り出しのような平...
ひら‐もり【平盛(り)】
椀(わん)などに飯や菜を、ふちと同じ高さに盛ること。
ひら‐もん【平文】
⇒ひょうもん(平文)1