へい‐せい【平声】
⇒ひょうしょう(平声)
ひょう‐じ【平字】
平声(ひょうしょう)の韻に属する漢字。⇔仄字(そくじ)。
ひょう‐じょう【平調】
1 日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より二律高い音で、中国の十二律の太簇(たいそう)、洋楽のホ音にあたる。 2 雅楽の六調子の一。1の音を主音とする旋法。
ひょう‐そく【平仄】
1 漢字の平声(ひょうしょう)と仄声(そくせい)。→四声 2 漢詩の近体詩における、平声字と仄声字の規則的な配列。平仄法。
平仄(ひょうそく)が合(あ)わ◦ない
漢詩を作るときに守るべき平声字と仄声字の配列が合わない。転じて、物事の筋道がたたない。「—◦ない話」
ひょうそく‐ほう【平仄法】
⇒平仄2
ひょう‐た【平他】
漢字の、平声(ひょうしょう)と他の声(上声・去声・入声)。平仄(ひょうそく)。
ひょうたじるいしょう【平他字類抄】
鎌倉末期の漢和辞書。3巻。著者・成立年ともに未詳。上巻は字を「色葉字類抄」にならって意義分類して平声(ひょうしょう)と他声の別を示し、下巻は字を訓のいろは別に分けて並べ、平声と他声の別を記述する...
ひょう‐もん【平文/評文】
1 (平文)漆器の加飾法の一。金銀などの薄板を文様に切って漆面にはり、漆で塗り埋めてから、その部分を研ぎ出すなどして文様を表す。奈良時代に唐から伝わり、平安時代に盛行。ひらもん。 2 装束に用い...
ひら【平】
[名] 1 たいらであること。また、そのもの。「手の—」「—積み」「—屋」 2 普通であること。並みであること。また、組織などで、役職についていないこと。「入社以来—に甘んじている」「—侍」 ...