だいたいけいのたいわ【大体系の対話】
《原題、(イタリア)Dialogo dei massimi sistemi》イタリアの幻想文学作家、ランドルフィの第1短編小説集。1937年刊。邦題は「無限大体系対話」ともする。
ちょっかん‐ぞう【直観像】
過去に見たものが、目の前にあるように鮮やかに見える像。子供に多く認められ、残像や幻覚とは区別される。
つげ‐よしはる【つげ義春】
[1937〜 ]漫画家。東京の生まれ。本名、柘植(つげ)義春。独特な暗いタッチで、不条理な人間の情念を描き出す幻想的な作品が全共闘世代の共感を得る。代表作「ねじ式」「紅い花」「無能の人」など。
テトラヒドロカンナビノール【tetrahydrocannabinol】
大麻草に含まれるカンナビノイドの一種。マリファナの主成分。中枢神経系に作用し、興奮・陶酔・幻覚などを引き起こす。また、鎮痛・食欲増進・抗痙攣(けいれん)などの薬理作用ももつ。THC。→カンナビジオール
てんしゅものがたり【天守物語】
泉鏡花の戯曲。1幕。大正6年(1917)、文芸誌「新小説」に発表。魔界の者がすむ白鷺城(姫路城)の天守閣を舞台に、天守夫人富姫と鷹匠の若者の恋を幻想的に描く。鏡花の生前には上演されず、没後の昭和...
ディオラマ【(フランス)diorama】
《「ジオラマ」とも》 1 立体模型。ミニチュアの人物や物と背景とを組み合わせ、ある場面を立体的に現すもの。 2 遠近法を用いた背景画の前に人物・動物などの立体模型を置いて照明し、窓からのぞくと現...
ディー‐イー‐ティー【DET】
《diethyltryptamine》ジエチルトリプタミン。トリプタミンの合成誘導体で、幻覚剤の一種。
ディー‐エム‐ティー【DMT】
《dimethyltryptamine》ジメチルトリプタミン。幻覚剤の一種。
ディーエルにごうきじけん【DL2号機事件】
泡坂妻夫の短編推理小説。著者のデビュー作。昭和51年(1976)、第1回幻影城新人賞に佳作入賞。
ディー‐オー‐エム【DOM】
《dimethoxy-4-methylamphetamine》ジメトキシ-4-メチルアンフェタミン。幻覚剤の一種。