そこ‐なだれ【底雪崩】
⇒全層雪崩(ぜんそうなだれ)
そこ‐に【底荷】
船舶の積み荷が少ないときなど、重心を下げて転覆を防ぐために船底に積む砂・石・水など。底積み。バラスト。
そこ‐ぬけ【底抜け】
[名・形動] 1 物の底が抜けて、ないこと。また、その物。「—のバケツ」 2 程度が並外れていて、際限がないこと。度外れなこと。また、そのさま。「—な(の)お人好し」「—に明るい性格」 3 締ま...
そこぬけ‐さわぎ【底抜け騒ぎ】
酒宴などで、歌ったり踊ったりして度外れに騒ぐこと。ばか騒ぎ。
そこぬけ‐じょうご【底抜け上戸】
非常な大酒飲み。酒豪。「そんならおれももう一盃やらう、と負けず劣らぬ—」〈滑・八笑人・初〉
そこぬけ‐やたい【底抜け屋台】
祭りなどのときに出す、床(ゆか)のない踊り屋台。周囲の囲いだけで、囃子方(はやしかた)はその中の地上に立って屋台とともに歩きながらはやしていく。
そこ‐ね【底値】
相場がいちばん低いときの値段。⇔天井値。
そこ‐はえなわ【底延縄】
タラなどの底魚をとるため、海底に固定する延縄。→延縄(はえなわ)
そこ‐ばい【底這い】
相場や景気で、下落した状況が続くこと。経済活動が低調のまま、その状態が続くこと。「当面の輸出は—が続く」「粗鉄生産、—の状況」
そこ‐ばなれ【底離れ】
景気が最悪の停滞期を脱し、上昇傾向に転じつつある状態。→底入れ →底割れ