かんしん‐じ【観心寺】
大阪府河内長野市寺本町にある高野山真言宗の寺。山号は檜尾(ひのお)山。大宝年間(701〜704)役小角(えんのおづの)の創建と伝える。はじめ雲心寺と称したが、弘仁年間(810〜824)空海が再興...
かん‐じ【官事】
官府の勤め。役所の仕事。「—の暇あるごとに」〈鴎外・舞姫〉
かん‐じ【官寺】
1 律令制下、寺を維持していく費用をすべて官から支給され、かつ監督された寺。国分寺・勅願寺・定額寺など。 2 幕府の保護を受けていた寺。中世、臨済宗の五山十刹など。
かん‐じゅ【官儒】
朝廷・幕府に仕える儒者。
かん‐じゅ【官需】
政府の需要。官公庁の需要。また、その物資。⇔民需。
かんじょう‐かた【勘定方】
1 会計係。出納役。勝手方。 2 江戸時代、幕府・各藩で金銭の出納を担当した役。勝手方。
かんじょう‐ぎんみやく【勘定吟味役】
江戸幕府の職名。老中に属して勘定所の事務全般の監査に当たった。勘定吟味方。
かんじょう‐くみがしら【勘定組頭】
江戸幕府の職名。勘定奉行に属し、勘定衆を指揮して勘定所の事務を取り扱った。寛文4年(1664)設置。
かんじょう‐しゅう【勘定衆】
江戸幕府の職名。勘定組頭の支配を受け、勘定所の事務を取り扱った。
かんじょう‐しょ【勘定所】
江戸幕府の役所。勘定奉行を長官とし、幕府財政の運営、幕領の租税徴収・訴訟などを主要任務とした。城内と大手門内の2か所にあった。