なか‐ざ【中座】
講談師の階級で、前座と真打(しんうち)(後座)との中間に位するもの。中座読み。
なかざ【中座】
大阪市中央区道頓堀にあった劇場。承応年間(1652〜1655)の創立という。「中の芝居」とよばれ、江戸時代は大坂の歌舞伎興行の中心であった。平成11年(1999)閉鎖。
なかむら‐ざ【中村座】
歌舞伎劇場。江戸三座の一。寛永元年(1624)初世猿若(中村)勘三郎が江戸中橋に創立。禰宜(ねぎ)町・堺(さかい)町・猿若町と移転し、明治9年(1876)休座。のち何度か再興したが長続きせず、同...
なが‐ざ【長座】
[名](スル)長時間いること。長居。ちょうざ。「話に熱中してつい—してしまった」
なのり‐ざ【名乗り座】
能舞台で、常座(じょうざ)の異称。
なべ‐ざ【鍋座】
⇒嬶座(かかざ)
にいざ【新座】
埼玉県南部の市。江戸時代、野火止(のびどめ)用水の完成後に開発。平林寺がある。近年は東京のベッドタウン化が進む。人口15.9万(2010)。
にじゅうご‐ざ【二十五座】
主な曲数が25曲ある里神楽(さとかぐら)。主に東京周辺の祭礼に行われる。二十五座神楽。
にほんしほんしゅぎはったつしこうざ【日本資本主義発達史講座】
講座本としての経済学・歴史学書。全7巻。昭和7〜8年(1932〜33)刊。野呂栄太郎の企画・指導のもとに、大塚金之助・山田盛太郎・平野義太郎・服部之総・羽仁五郎・小林良正ら三十数名の執筆になる。...
にゅう‐ざ【乳座】
梵鐘(ぼんしょう)などにある乳頭状の突起物。