てい‐ちゅう【庭中】
1 にわのなか。庭内。 2 中世の訴訟における過誤救済制度の一。訴訟担当奉行の不正や書類の紛失など、手続き上の不備を訴えること。また、のちには将軍への直訴をいう。
てい‐ない【庭内】
にわのうち。庭中。
てい‐りょう【庭燎】
庭でたくかがり火。
にわ【庭】
1 屋敷内で、ある広さをもって空けてある地面。草木を植えたり、泉水や築山を設けたりする。「—の手入れ」「—を造る」「—をいじる」 2 物事の行われる場所。神事・行事などの行われる場所。「学びの—...
にわ‐いし【庭石】
庭に趣を添えるためにすえる観賞用の石。また、庭の飛石・敷石などのこと。
にわ‐いじり【庭弄り】
庭の草木などの手入れをすること。
にわ‐うめ【庭梅】
バラ科の落葉低木。葉は卵形で縁にぎざぎざがある。春、新葉とともに白色または淡紅色の花をつけ、赤い実を結ぶ。実は食べられる。中国の原産。庭木や鉢植えにする。郁李(いくり)。こうめ。《季 春》「曙(...
にわ‐うるし【庭漆】
シンジュ(神樹)の別名。
にわ‐かぐら【庭神楽】
舞台を設けず、庭にかがり火をたいて奏する神楽。
にわ‐かまど【庭竈】
1 土間につくりつけたかまど。 2 江戸時代、奈良地方で、正月の三が日、入り口の土間にかまどをつくり、その周辺に一家の者が集まって飲食した風習。