そう‐ろ【草廬】
1 草ぶきの粗末な家。草庵(そうあん)。 2 自分の住居をへりくだっていう語。
た‐ぶせ【田伏せ/田廬】
田にこしらえた仮小屋。田の中の番小屋。「然(しか)とあらぬ五百代小田(いほしろをだ)を刈り乱り—に居(を)れば都し思ほゆ」〈万・一五九二〉
じき‐ろ【直廬】
⇒ちょくろ(直廬)
ちょく‐ろ【直廬】
内裏(だいり)にあって、摂関・大臣・大納言などが、宿直・休息する所。じきろ。
へい‐ろ【弊廬/敝廬】
荒れたいおり。自分の住まいをへりくだってもいう。
めいろ【迷廬】
「須弥山(しゅみせん)」に同じ。「—八万の頂よりなほ高き父の恩」〈平家・二〉
ろ【廬】
小さく粗末な家。いおり。草庵。