ポルトベネーレ【Portovenere】
イタリア半島の西の付け根にある城砦の町。中世にゴシック様式のサンピエトロ聖堂が建築されたほか、詩人バイロンに愛された地としても有名。この町の北西にはチンクエテッレとよばれる風光明媚な五つの村があ...
ポンセ【Ponce】
米国領プエルトリコ南部の都市。サンフアンに次ぐプエルトリコ島第2の規模をもつ。17世紀末、スペインの探検家でプエルトリコを統治したポンセ=デ=レオンの孫が建設。スペイン植民地時代のバロック様式の...
ポーチ【porch】
洋風建築で、玄関の外側に張り出した屋根つきの吹き抜き部分。車寄せ。
ポー‐ハイ【Po Hai】
ベトナム南部の都市ファンティエット近郊にある遺跡。市街中心部より東約7キロメートル、南シナ海を望む丘の上に位置する。チャンパー王国時代の8世紀末から9世紀初頭に建てられた、クメール建築の影響を受...
マイソール‐きゅうでん【マイソール宮殿】
《Mysore Palace》インド南部、カルナータカ州の都市マイソールにある宮殿。1912年、マイソール藩王国の藩王の邸宅として建造。英国の建築家ヘンリー=アーウィンの設計で、ヨーロッパとイン...
マイムーン‐きゅうでん【マイムーン宮殿】
《Istana Maimun》インドネシア、スマトラ島北部の都市メダンの市街中心部にある王宮。1888年にデリ人のスルターンにより建造。白い壁と黄色い柱や梁(はり)をもち、イスラムやヨーロッパの...
マウソロス‐れいびょう【マウソロス霊廟】
《Mausōleion》古代都市ハリカルナッソスにあった霊廟。現在のトルコ南西部の港町ボドルムに位置する。紀元前4世紀にカリア国のマウソロス王とその妻アルテミシアの墓所として、ギリシャ人建築家ピ...
マカレ【Makale】
インドネシア中部、スラウェシ島中央部のタナトラジャ地方の町。同地方の行政の中心地。プロテスタントの教会とトラジャ人の伝統的な建築様式の建物が多い。
まく‐こうぞう【膜構造】
天幕のような膜で覆う建築構造。骨組みに膜を張った骨組み膜構造、支柱間に張るケーブルに膜をつった吊膜(つりまく)、空気圧で膜または袋を膨らませた空気膜構造など。
まぐさしき‐こうぞう【楣式構造】
垂直な支柱とそれに支えられた横木を基本とする建築構造。柱と梁(はり)を組み合わせる日本建築や、古代ギリシャ建築にみられる。→拱式(きょうしき)構造