に‐ぐるま【荷車】
人・馬が引くなどして荷物を運搬するための車。
にちょう‐の‐ゆみ【二張の弓】
ふたはりの弓。武士が二心を抱くことや、節操をまげることのたとえ。「女の操を守って、—を引くまじとは」〈浄・女護島〉
ねのひ‐の‐まつ【子の日の松】
子の日の遊びに引く小松。「ひきて見る—は程なきをいかで籠れる千代にかあるらむ」〈拾遺・雑春〉
のこぎり‐あきない【鋸商ひ】
《鋸が、押すと引くとの両方で切るところから》どっちに転んでも利益を得るように商売すること。駆け引きをたくみにして利益を得ること。また、その商人。「さす手引く手に油断なく、—にして」〈浮・永代蔵・四〉
のり‐くち【乗り口】
馬の引き方で、鐙(あぶみ)の所に下がって差縄(さしなわ)を取って引くこと。「あるは—にひかせ、あるは諸口(もろくち)にひかせ」〈平家・九〉
ハイテイ【海底】
《(中国語)》マージャンで、一回の勝負の中で最後の牌(パイ)を引くこと。また、その引いた牌。
ハイライト【highlight】
1 絵画・写真などで、最も明るく見える部分。 2 最も興味を引く部分・場面。映画・演劇の見せ場や、行事・催し物などの呼び物。「今年のニュースの—」「オリンピックの—シーン」
はこ‐おとし【箱落(と)し】
小形の獣類を捕獲するのに用いる猟具。箱の中の餌を引くと、支点がはずれて上のおもしが落下する。
はじ‐し・む【恥ぢしむ】
[動マ下二] 1 はずかしめる。侮辱する。「みづからをほけたり、ひがひがしとのたまひ—・むるは」〈源・真木柱〉 2 たしなめる。戒める。「引くなと互ひに—・めて」〈太平記・一五〉
は‐づな【端綱】
馬の口につけて引く綱。