ひき‐や【曳き家/引(き)家】
建造物を解体せず、全体をそのままジャッキなどで持ち上げて別の場所に移動させること。曳家工法。
ひき‐やぶ・る【引(き)破る】
[動ラ五(四)]引っ張って破る。ひきさく。「ノートを—・る」
ひき‐やま【引(き)山】
山から材木を運び出すこと。出(だ)し山。
ひき‐や・る【引き破る】
[動ラ四]「ひきやぶる」に同じ。「この障子も—・りつべうおぼゆれども」〈狭衣・三〉
ひき‐や・る【引き遣る】
[動ラ四]引いてのける。「御几帳のしどけなく—・られたるより」〈源・澪標〉
ひき‐ゆる・む【引(き)緩む】
[動マ五(四)]相場が下がり気味になる。「値が—・む」
ひき‐よ・ず【引き攀づ】
[動ダ上二]つかんで引っ張る。「—・ぢて折らば散るべみ梅の花袖に扱入(こき)れつ染まば染むとも」〈万・一六四四〉
ひきよせ‐かなぐ【引(き)寄(せ)金具】
⇒ホールダウン金物
ひきよせ‐かなもの【引(き)寄(せ)金物】
⇒ホールダウン金物
ひき‐よ・せる【引(き)寄せる】
[動サ下一][文]ひきよ・す[サ下二] 1 引っ張って近くに寄せる。「いすを—・せる」 2 そのものの方へ寄るようにする。ひきつける。「人の心を—・せる」