いん‐れい【引例】
[名](スル)証拠として例を引くこと。また、その例。引用例。「古典から—する」
ひ‐おり【引折/日折】
平安時代、内裏の馬場で5月5日に左近衛(さこんえ)の舎人(とねり)、翌日には右近衛の舎人が競馬・騎射をしたこと。また、その日。
ひかさ・る【引かさる】
[動ラ下二]「ひかされる」の文語形。
ひかさ・れる【引かされる】
[動ラ下一][文]ひかさ・る[ラ下二]情(じょう)などにひきつけられる。ほだされる。「子への愛に—・れる」「人情に—・れる」
ひか・す【引かす/落籍す】
[動サ五(四)]芸者・遊女などの借金を払って、自由な身にしてやる。身受けする。落籍(らくせき)する。「洲崎の女を…—・して囲ってあるとか云う風評(うわさ)が」〈秋声・足迹〉
ひかれ‐もの【引かれ者】
刑場へ引かれて行く罪人。また、捕らえられて行く者。
引(ひ)かれ者(もの)の小唄(こうた)
《引かれ者が平気を装い小唄をうたう意から》負け惜しみで強がりを言うこと。
ひき【引き】
[名] 1 引っ張ること。また、その力。「魚の—が強い」 2 特別に目をかけて便宜をはかること。引き立て。「上役の—で出世する」 3 手づる。つて。縁故。「就職するにも—がない」 4 引く力に...
ひき‐あい【引(き)合い】
1 互いに引っ張り合うこと。「綱の—をする」 2 証拠・参考として例に引くこと。「もうけ話の—に出す」 3 売買・貸借条件の照会。また、その注文・取引。「海外から新製品の—がくる」 4 訴訟・事...
ひきあい‐にん【引合人】
訴訟事件の関係者として法廷に召喚される人。証人・参考人など。