ばね‐じかけ【発条仕掛(け)】
ばねを応用した機械装置。「—のおもちゃ」
ばね‐ばかり【発条秤】
螺旋(らせん)状のばねに物をつるし、ばねの伸びた長さを目盛りで読んで重量をはかる秤。
ひき‐うたい【弾(き)歌い/弾き唄い】
長唄などで、本来は唄と三味線を別の人が受け持つのに、それを一人で兼ねて演奏すること。→弾き語り
ひき‐がたり【弾(き)語り】
1 浄瑠璃などで、本来は語りと三味線を別の人が受け持つのに、それを一人で兼ねて演奏すること。→弾き歌い 2 一人でギター・ピアノなどを演奏しながら歌をうたうこと。
ひき‐こな・す【弾き熟す】
[動サ五(四)]楽器を思いのままに弾く。「難曲を—・す」
ひき‐しず・む【弾き鎮む】
[動マ下二]みごとに弾きこなす。「琵琶なむまことの音を—・むる人」〈源・明石〉
ひき‐すま・す【弾き澄ます】
[動サ四]音色(ねいろ)がさえるように弾く。みごとに弾く。「これはあくまで—・し、心にくくねたき音(ね)ぞまされる」〈源・明石〉
ひき‐ぞめ【弾(き)初め】
1 新年、多くは正月2日に、その年はじめて楽器を弾くこと。《季 新年》「—にことし欠けたる一人かな/万太郎」 2 新しい楽器をはじめて弾くこと。
ひき‐て【弾(き)手】
ピアノ・バイオリン・三味線などの楽器を演奏する人。また、その技術に巧みな人。
ひき‐なが・す【弾(き)流す】
[動サ五(四)] 1 客を求めて、楽器を弾きながら歩く。「門付(かどづ)けをして—・す」 2 楽器を無造作に弾く。「譜面に合わせてざっと—・す」