い【彙】
[常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) 1 一所に集める。「彙報」 2 同類の集まり。「語彙・字彙・事彙・辞彙」
オランダじい【和蘭字彙】
蘭和辞典。桂川甫周(かつらがわほしゅう)が「ドゥーフハルマ」を校訂し、安政2〜5年(1855〜58)に刊行したもの。→ドゥーフハルマ
きそ‐ごい【基礎語彙】
ある言語の学習に基本となる語彙。また、人間の言語に共通して不可欠と思われる語彙。土居光知の選び出した1100語の「基礎日本語」、オグデンらの選び出した850語の英語のBasic Englishが有名。
きほん‐ごい【基本語彙】
日常の言語生活に必要で、使用頻度の高い単語の総体。
きんもうずい【訓蒙図彙】
江戸時代の図解事典。20巻。中村惕斎(なかむらてきさい)著。寛文6年(1666)成立。天文・地理・動植物などについての精確な図に和名・漢名・注記を付した啓蒙書。
ご‐い【語彙】
《「彙」は集める意》 1 ある言語、ある地域・分野、ある人、ある作品など、それぞれで使われる単語の総体。「—の豊富な人」「学習基本—」 2 ある範囲の単語を集録し、配列した書物。「近松—」
さん‐い【山彙】
山系や山脈をなすことなく、孤立している山の集まり。山群。
じ‐い【事彙】
いろいろな事柄を集めて説明した書物。事典。
じ‐い【字彙】
漢字を類別して集め、字義・用法などを解説した書物。字引。字書。 [補説]書名別項。→字彙
じい【字彙】
中国の字書。12巻。明の梅膺祚(ばいようそ)編。所収3万3179字。214部首を立て、各部ごとに画数によって配列。