コンパニオン‐プランツ【companion plants】
同じ場所に植えることで、互いによい影響を及ぼし合う植物の組み合わせ。病害虫を防いだり、生長を促進したりする効果が経験的に知られる。トウモロコシとマメ科、バジルとトマト、アブラナ科とレタスなどの組...
コンフリー【comfrey】
ムラサキ科の多年草。高さ30センチ〜1メートル。茎は中空。葉は長卵形で、密に互生。5〜7月、くすんだ紅紫色あるいは黄白色の花を多数つける。ヨーロッパの原産。ひれはりそう。 [補説]長らく健康食品...
コンプレックス【complex】
1 精神分析用語。情緒的に強く色づけされた表象が複合した心理。抑圧されながら無意識のうちに存在し、現実の行動に影響力をもつ。マザーコンプレックス・エディプスコンプレックス・インフェリオリティーコ...
ゴア‐ガジャ【Goa Gajah】
インドネシア南部、バリ島中南部の村ウブドの南東郊にある遺跡。9世紀から11世紀頃に築かれたヒンズー教の石窟寺院。仏教の影響も強くみられる。魔女ランダと思われる浮き彫りが施された石窟や、壁に6体の...
ごいん‐そうつう【五音相通】
昔の音韻学の用語。悉曇(しったん)学の影響を受け、国語の音韻変化を説明するために、五十音図の同じ行の音は互いに通用するという考え。「スメラギ」と「スメロギ」、「イヲ」と「ウヲ」の類。現在ではそれ...
ご‐がく【五岳】
中国で古来崇拝された五つの霊山。前漢時代、五行思想の影響により生じた泰山(東岳・山東省)・華山(西岳・陝西(せんせい)省)・衡山(南岳・湖南省)・恒山(北岳・山西省)・嵩山(すうざん)(中岳・河...
ごさん‐ぶんがく【五山文学】
鎌倉末期から江戸初期にかけて、京都五山・鎌倉五山の禅僧たちにより書かれた漢詩文・日記・語録の総称。中国の宋・元文化の影響のもとに栄え、虎関師錬(こかんしれん)・雪村友梅(せっそんゆうばい)・義堂...
ごじゅうおん‐ず【五十音図】
五十音を、縦5字ずつ、横に10字ずつ配列した表。縦を行(ぎょう)、横を段(だん)という。子音が同じものを同行に、母音が同じものを同段に配置。現代では、撥音の「ん」を末尾に示したり、濁音・半濁音・...
ご‐せっきょう【五説経】
説経節のうち、「苅萱(かるかや)」「三荘太夫」「俊徳丸」「小栗判官」「梵天国」の五つの曲目。また、「俊徳丸」以下を「愛護の若」「信太妻(しのだづま)」「梅若」と入れ替える場合もある。説経節の代表...
ゴドーをまちながら【ゴドーを待ちながら】
《原題、(フランス)En attendant Godot》ベケットの戯曲。2幕。1953年初演。現代演劇に大きな影響を与えた不条理演劇の代表作。