おき‐ピン【置(き)ピン】
《ピンは「ピント」の略》カメラの撮影技法の一。ピントを合わせることが困難な動きの速い被写体に対し、前もって、ある位置にピントを固定しておき、被写体がその位置に来たらシャッターを押すもの。
おき‐まよ・う【置き迷ふ】
[動ハ四] 1 露や霜などが置き乱れる。ひどくおりる。「ひとり寝る山鳥の尾のしだり尾に霜—・ふ床の月影」〈新古今・秋下〉 2 露や霜が置いたのかと見誤る。「霜を待つまがきの菊の宵のまに—・ふ色は...
オクトーバー‐サプライズ【October surprise】
米国で、大統領選挙の前月に起こる、選挙結果に大きく影響するような出来事。→エレクションデー2
おくむら‐はた‐モデル【奥村秦モデル】
無線通信において電波の強度が基地局からの距離に応じて減衰する様子を表したモデル。昭和43年(1968)、奥村義久が建物や樹木がある大都市や郊外において電波が受ける影響を奥村カーブとよばれる経験則...
おこ・す【起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 横になっているものを立たせる。「からだを—・す」「倒木を—・す」「転んだ子を—・す」 2 目を覚まさせる。「寝入りばなを—・される」 3 今までなかったものを新たに生じさせ...
おしだし‐ぶつ【押出仏】
仏像造法の一。半肉彫りの原型の上に薄い銅板を置き、鎚(つち)で打って原型と同じ像形を浮き出させるもの。また、その像。中国の影響を受け、飛鳥・白鳳・天平時代に盛んに行われた。鎚鍱像(ついちょうぞう)。
お・じる【怖じる】
[動ザ上一][文]お・づ[ダ上二]こわがる。びくびくする。「物の影に—・じる」
おたち‐だい【御立ち台】
1 謁見やあいさつ、また、インタビューなどの際に上がって立つ台。 2 俗に、列車の撮影ポイント。多数の列車ファンがカメラを並べる場所。
おちくぼものがたり【落窪物語】
平安時代の物語。4巻。作者不詳。源氏物語よりもやや早い成立か。中納言忠頼の娘が、継母にいじめられて落窪の間に押し込められるが、左近少将道頼に迎えられ、中納言一家も栄える。継子いじめという陰湿な主...
おち‐たぎ・つ【落ち滾つ】
[動タ四]水が高い所から流れ落ちて、激しく泡立つ。おちたぎる。「—・ち流るる水の岩に触れ淀める淀に月の影見ゆ」〈万・一七一四〉