まち‐か・ねる【待(ち)兼ねる】
[動ナ下一][文]まちか・ぬ[ナ下二]待つ時間が長くて待っているのに耐えられなくなる。まちわびる。「—・ねて先に帰ってしまった」「出発の日を今か今かと—・ねる」
まち‐かま・える【待(ち)構える】
[動ア下一][文]まちかま・ふ[ハ下二]用意をして待っている。待ち設ける。「機会を—・える」「報道陣が—・える」
まち‐がお【待(ち)顔】
待っているような顔つきやそぶり。また、そのさま。「—に入り口を見つづける」「人—」
まち‐がて‐に【待ちがてに】
[連語]《「まちかてに」とも》待ちきれずに。→かてに「馬並めて行かまし里を—我がせし春を」〈万・九四八〉
まち‐きれ◦ない【待ち切れない】
[連語]望む気持ちや期待などが大きくて、とても待っていることができない。はやくやって来てほしい。「週末のコンサートが—◦ない」
まち‐ぎょうれつ【待(ち)行列】
⇒キュー(queue)
まちぎょうれつ‐りろん【待(ち)行列理論】
応用数学、特にオペレーションズリサーチの分野において、限られた窓口や受付場所に、顧客が並んで行列をつくるような場合に、その待ち時間や混雑のようすを数学的に解析する理論。電気通信分野のトラフィック...
まち‐くたび・れる【待ち草臥れる】
[動ラ下一][文]まちくたび・る[ラ下二]長い間待って疲れる。「—・れて眠ってしまった」
まち‐くら・す【待(ち)暮(ら)す】
[動サ五(四)]待ちながら日を過ごす。長い間待つ。毎日待ちつづける。「連絡の電話を連日—・した」
まち‐こが・れる【待(ち)焦がれる】
[動ラ下一][文]まちこが・る[ラ下二]強く待ち望む。今か今かと一心に待つ。「息子の帰省を—・れる」