いい‐つた・える【言(い)伝える】
[動ア下一][文]いひつた・ふ[ハ下二] 1 人々の口を経て話を後世に伝える。語り伝える。「古くから—・えられてきた物語」 2 言葉を取り次ぐ。伝言する。「社長の命令を—・える」 3 言い広める...
い‐かん【衣冠】
1 衣服と冠(かんむり)。 2 衣冠をつけた人。天子・皇帝に仕えている人。 3 束帯よりも略式の装束。束帯から下襲(したがさね)と石帯(せきたい)をはずし、表袴(うえのはかま)を指貫(さしぬき)...
い‐きょう【遺響】
あとに残る響き。余韻。転じて、後世に残る風習や教え。
いし‐ぶみ【石文/碑】
事績を後世に伝えるため、文字などを刻んで建てる石。石碑(せきひ)。碑(ひ)。 [補説]書名別項。→碑
い‐しょ【緯書】
中国、前漢末から後漢にかけて作られた書物。経書に対するもので、易緯・書緯・詩緯・礼緯・楽緯・春秋緯・孝経緯など多種がある。儒教の経義に関連させながら予言・禍福・吉凶などを説いたもの。後世、儒家の...
い‐たく【遺沢】
後世まで残る恩沢。
い‐ちょ【遺著】
1 後世にのこされた著書。 2 著者の死後に出版された著作。
い‐ちょく【遺勅】
後世に残された勅命。遺詔。
いっき‐とうせん【一騎当千】
《古くは「いっきとうぜん」》一人で多勢の敵に対抗できるほど強いこと。勇士の形容。一人(いちにん)当千。「—の兵(つわもの)」 [補説]室町時代には、「一人当千(とうぜん)」と並べ用いられたが、後...
い‐とく【遺徳】
死後にまで残るその人の人徳。後世にのこる恩徳。「故人の—をしのぶ」