御馬で始まる言葉

お‐ばか【御馬鹿】

言うことやすることがばかげているが、どことなく愛嬌(あいきょう)があること。おばかさん。

み‐ま【御馬】

神・貴人などの乗る馬。また、美しくりっぱな馬。「人もねのうらぶれ居るに竜田山—近付かば忘らしなむか」〈万・八七七〉

み‐まくさ【御秣／御馬草】

秣(まぐさ)を尊んでいう語。「この岡に草刈る童(わらは)な然(しか)刈りそねありつつも君が来まさむ—にせむ」〈万・一二九一〉

み‐まや【御馬屋／御厩】

貴人を敬ってその厩(うまや)をいう語。「今日もかも都なりせば見まく欲(ほ)り西の—の外に立てらまし」〈万・三七七六〉