ざっ‐しょう【雑掌】
1 奈良・平安時代、四度の使(つかい)に随行した諸国の官人。 2 平安時代以降、国衙(こくが)で公文書を扱った役人の職名。 3 中世、本所・領家のもとで荘園に関する訴訟や年貢・公事(くじ)の徴収...
ザミーンダール【(ヒンディー)Zamīndār】
《もとペルシア語で土地保有者の意》ムガル帝国時代の北インドで行われた地租徴収請負人の称。一部の地主や領主が担当し、徴税の仲介を口実に農民を搾取した。18世紀以降インドを支配した英国も、ベンガル地...
し‐ぜい【市税】
地方公共団体である市が賦課・徴収する租税。→市町村税
しちょうそん‐ぜい【市町村税】
市町村が賦課・徴収する地方税。普通税として市町村民税・固定資産税・軽自動車税・市町村たばこ消費税など、目的税として入湯税・都市計画税などがある。
してい‐くうこうきのうしせつじぎょうしゃ【指定空港機能施設事業者】
空港法に基づいて、羽田空港など国が管理する空港で、旅客・貨物・給油関連の施設(空港機能施設)を建設・運営する事業者。国土交通大臣が認定する。国に使用料を支払って用地を借り受け、施設を建設し、テナ...
しゃかいほけん‐しんりょうほうしゅうしはらい‐ききん【社会保険診療報酬支払基金】
医療保険制度を円滑に運営するために設立された審査機関。昭和23年(1948)制定の社会保険診療報酬支払基金法により設立された民間法人。保険医療機関などから提出される被用者保険分に係るレセプトの審...
しゅう【収〔收〕】
[音]シュウ(シウ)(漢) [訓]おさめる おさまる [学習漢字]6年 1 取り入れる。取りこむ。おさめる。「収益・収穫・収入・収容・収録・収賄/回収・吸収・徴収・撤収・買収・領収」 2 取りま...
しゅうにゅう‐いんし【収入印紙】
国庫の収入となる租税・手数料その他の収納金の徴収のために、財務省が発行する証票。
しゅご‐し【守護使】
中世、守護から派遣されて、その領国で検断、判決の強制執行、段銭(たんせん)の徴収などに当たった臨時の使者。守護所使。しゅごつかい。
しゅご‐ふにゅう【守護不入】
中世、守護使がその地域に立ち入って段銭(たんせん)徴収や罪人逮捕をするのを禁止すること。寺社・権勢家の荘園の特権であった。守護使不入。