しんない‐ぶん【心内文】
物語文学などで、登場人物が心の中で思っていることを書いた箇所。心内語。心話文。→地の文 →会話文
しんないまく‐えん【心内膜炎】
心臓の内側を覆う膜の炎症。高熱・全身倦怠(けんたい)・心不全などの症状を呈する。リウマチ熱による場合と、抜歯・扁桃(へんとう)摘出などに起因する細菌感染による場合とがある。→心膜炎
しん‐なし【心無し/芯無し】
中に芯を入れてないもの。内部がからになっているもの。「—の帯」
しん‐に【心耳】
心の耳。心を耳とすること。しんじ。「まず—を澄まして聴聞あれや」〈露伴・日ぐらし物語〉
しん‐ねん【心念】
心の中の考え。また、心に念じること。〈日葡〉
しんねん‐くしょう【心念口称】
仏語。心に仏を念じ、口に弥陀(みだ)の名を唱えること。
しん‐のう【心嚢】
「心膜」に同じ。
しん‐のう【心王】
《「しんおう」の連声(れんじょう)》仏語。心それ自体のこと。心は個別の精神作用に対し、総体を認識する主体であるところから王といったもの。
しんのう‐えん【心嚢炎】
「心膜炎」に同じ。
しん‐の‐ぞう【心の臓】
心臓のこと。