なま‐ごころ【生心】
1 なまはんかな風流心。「昔、—ある女ありけり」〈伊勢・一八〉 2 好色な心。「兄一万は—、顔を赤めてさしうつぶき」〈浄・根元曽我〉
に‐しん【二心/弐心】
《二つの心をもつ意から》 1 そむこうとする心。ふたごころ。じしん。「主君に—を抱く」 2 疑いの心。疑心。
二千里(にせんり)の外(ほか)故人(こじん)の心(こころ)
《白居易の詩による》遠方にいる旧友を思う心。
にっぽん‐の‐こころ【日本のこころ】
平成26年(2014)結成の保守系政治団体。結党時の称「次世代の党」を翌年「日本のこころを大切にする党」に改称。平成29年(2017)に現名称に改称するも、同年の総選挙で政党要件を失った。(20...
にわか‐どうしん【俄道心】
急に思いたって出家すること。また、その人。「無意気なる—」〈咄・露がはなし・一〉
ぬすみ‐ごころ【盗み心】
盗みをしようとする心。とうしん。
ぬれたこころ【濡れた心】
多岐川恭の中編小説。昭和33年(1958)に第4回江戸川乱歩賞を受賞し、同年刊行されたミステリー小説。
ね‐ごころ【寝心】
「寝心地」に同じ。「ああ、—の好(い)い思いをしたのは、その晩切(きり)さ」〈鏡花・歌行灯〉
ね‐ごころ【根心】
こころね。また、真意。本心。「むかし勤めし遊女の道は、さして取る比翼連理の—をわきまへて」〈浮・一代女・二〉
ねっ‐しん【熱心】
[名・形動](スル)ある物事に深く心を打ち込むこと。また、そのさま。「—な仕事ぶり」「—に講義を聞く」「会社の帰掛け稽古に—している由を」〈荷風・雨瀟瀟〉 [派生]ねっしんさ[名]