ひとえ‐ごころ【偏心】
ひとすじに思いこむ心。いちずな心。「手弱女(たをやめ)の今日脱ぎかふる衣手の—は我が身なりけり」〈新撰六帖・一〉
ひと‐ごころ【人心】
1 人間の気持ち。また、人としての情愛の心。「思えば無情(つれな)の—かな」〈樗牛・滝口入道〉 2 「人心地2」に同じ。「聖は—もなくて、二日三日ばかりありて死にけり」〈宇治拾遺・一三〉
ひとはな‐ごころ【一花心】
その場かぎりの情愛。うつりやすく徒(あだ)な心。「庄内、—にてもてなし」〈盛衰記・三三〉
人(ひと)は見目(みめ)よりただ心(こころ)
人は外見の美しさよりも心のよさのほうが大切である。
ひ‐の‐ようじん【火の用心】
火事を出さないように、火の元に注意すること。
びょうどう‐しん【平等心】
仏語。すべての人々を平等にいとおしむ慈悲の心。
ふ‐あんしん【不安心】
[名・形動]「不安」に同じ。「俺がそんな—な人間に見えるかね」〈志賀・好人物の夫婦〉
ふく‐しん【腹心】
1 腹と胸。また、転じて心の奥底。「—を打ち明ける」 2 《「詩経」周南・兔罝から》どんなことでも打ち明けて相談できること。また、その人。「—の部下」
ふく‐としん【副都心】
大都市の在来の都心部に対し、周辺部に発展した中心地で都心の機能を分担する地域。東京における新宿・池袋・渋谷・台場など。
ふ‐しん【浮心】
液体の表面に浮かぶ固体に働く浮力の中心。