みれん‐がまし・い【未練がましい】
[形][文]みれんがま・し[シク]思い切りが悪い。あきらめが悪い。未練たらしい。「—・くぐちを言う」 [派生]みれんがましさ[名]
み‐わす・れる【見忘れる】
[動ラ下一][文]みわす・る[ラ下二] 1 以前に見たものや人の顔などを忘れて思い出せない。「卒業生の顔を—・れる」 2 見るのを忘れる。「天気予報を—・れる」
身(み)を切(き)ら◦れる
つらさや寒さが厳しくて、ひどくこたえる。「—◦れる思いで離別する」
身(み)を削(けず)・る
大変な苦労をしたり、ひどく心を痛めたりする。骨身を削る。「—・る思いで経営をたてなおす」
身(み)を焼(や)・く
恋慕や嫉妬(しっと)などの激しい思いで、身もだえするほど苦しむ。身を焦がす。
むかしのはなし
三浦しをんの連作短編小説集。日本の民話をモチーフとする。平成17年(2005)刊。「ラブレス」「ロケットの思い出」など7作品を収録。第133回直木賞候補作。
むご・い【惨い/酷い】
[形][文]むご・し[ク] 1 見るにたえないほど痛ましい。残酷である。「—・い死に方」 2 思いやりがない。無慈悲である。「—・い言葉」 [派生]むごさ[名]
む‐じひ【無慈悲】
[名・形動]思いやりの心がないこと。あわれみの心がないこと。また、そのさま。「—な(の)仕打ち」
む‐じょう【無情】
[名・形動] 1 いつくしむ心がないこと。思いやりのないこと。また、そのさま。「—な(の)雨」「—に突き放す」 2 仏語。精神や感情などの心の働きのないこと。また、そのもの。草木・瓦石・国土など...
むね【胸】
1 首と腹との間の部分。哺乳類では横隔膜により腹部と仕切られ、肋骨(ろっこつ)に囲まれて肺・心臓などが収まる。「—を張って歩く」 2 心臓。「—をときめかす」 3 肺。「排気ガスで—をやられる」...