ろう‐く【労苦】
[名](スル)心身が疲れ苦しい思いをすること。苦労すること。「—に報いる」「隣の下駄職の—する光景(さま)も見える」〈藤村・家〉
ろう‐らく【籠絡】
[名](スル)巧みに手なずけて、自分の思いどおりに操ること。「甘い言葉で—する」
ろっかせんすがたのいろどり【六歌仙容彩】
歌舞伎舞踊。義太夫・長唄・清元。松本幸二作詞、10世杵屋六左衛門・初世清元斎兵衛作曲。天保2年(1831)江戸中村座初演。平安時代の六歌仙を扱ったもので、小野小町に思いを寄せる五人の男性歌人を踊...
我(わ)が意(い)を◦得(え)る
自分の考えにぴったり合う。自分の思い通りだ。我が意を得たり。
わがじんせいのときのかいわ【わが人生の時の会話】
石原慎太郎による随筆集。平成7年(1995)刊行。実弟である石原裕次郎との最後の会話など、思い出深い人々との会話を巡るエッセー39編からなる。
わが‐まま【我が儘】
[名・形動]自分の思いどおりに振る舞うこと。また、そのさま。気まま。ほしいまま。自分勝手。「—を通す」「—な人」 [連語]《代名詞「わ」+助詞「が」+名詞「まま」》自分の思いのまま。「—に誇...
我(わ)が身(み)を抓(つね)って人(ひと)の痛(いた)さを知(し)れ
自分の苦痛にひきくらべて、他人の苦痛を思いやれ。
わがよ‐の‐はる【我が世の春】
何事も自分の思いどおりになる、最も得意な時期。「—を謳歌(おうか)する」
わす・る【忘る】
[動ラ四] 1 意識して忘れようとする。思いきる。「—・らむて野行き山行き我来れど我が父母は忘れせぬかも」〈万・四三四四〉 2 記憶をなくしてしまう。「天ざかる鄙(ひな)に五年(いつとせ)住ま...
わすれ‐さ・る【忘れ去る】
[動ラ五(四)]すっかり忘れて、二度と思い出さない。