きしつ‐の‐せい【気質の性】
宋(そう)の儒者が、人間性について提起した学説の一。各人の受けた気の清濁による、それぞれに異なる現実的、物質的な性格。→本然(ほんぜん)の性
きしゅ‐いそんせい【機種依存性】
コンピューターで、機能・プログラミング言語・ソフトウエアなどが、ある特定のハードウエアや利用環境に依存すること。→機種依存文字 →互換性
き‐しょう【帰性】
仏語。迷いのない本性に帰ること。法性の真実に行き着くこと。
き‐しょう【気性】
[名]生まれつきの性質。気質。きだて。気象。「—が激しい」「さっぱりとした—」 [形動]性質がしっかりしているさま。気が強いさま。「—な奴だ、心配いたすな」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
き‐せい【記性】
記憶する能力。「勤めて鈔録を為し、—の不足を補いし人なり」〈中村訳・西国立志編〉
きそう‐せい【帰巣性】
動物が、一定のすみ場所や巣などから離れても、再びそこに戻ってくる性質または能力。ミツバチ・アリ・ツバメ・伝書バト・サケなどにみられる。ホーミング。帰家性。
きたい‐かのうせい【期待可能性】
犯罪行為の当時、行為者が適法行為をすることができたはずだと期待できること。期待可能性がなければ刑事責任はないという学説の根拠となる概念。
きどう‐せい【機動性】
機動力のあること。「—に富む災害対策」
き‐ぶしょう【気無性/気不精】
[名・形動]気が重くて、ものういこと。また、そのさま。「—に成りて、次第に顔の色の青きを」〈一葉・われから〉
きぼ‐の‐けいざい【規模の経済】
《「規模の経済性」とも》生産量の増加に伴って、平均費用が低下し、収益性が向上すること。スケールメリット。→範囲の経済 [補説]設備投資や研究開発に莫大な固定費用がかかる産業では、生産規模を拡大す...