くうりき‐とくせい【空力特性】
自動車の車体や飛行機の機体などの空気力学的な特性。走行中の自動車や飛行中の飛行機が空気の流れから受けるさまざまな影響をさす。前後、左右、上下(揚力)にかかる力に加え、ヨーイング、ロール、ピッチン...
くし‐ぶっしょう【狗子仏性】
禅宗の公案の一。狗子(犬のこと)に仏性があるかないかという論議を契機として、有無に対する固定した見方を打破する論。趙州狗子(ちょうしゅうくし)。
くっか‐せい【屈化性】
化学的成分の刺激に反応して起こる屈性。植物の根・花粉管や菌類の菌糸などが、ある濃度の糖類やたんぱく質に反応して、一定方向に曲がる性質をさす。向化性。化学屈性。
くっこう‐せい【屈光性】
植物が光の刺激に対し、一定の方向に屈曲して生長する性質。屈性の一つ。光の方向に曲がる正の屈光性は茎・葉で、その逆の負の屈光性は根でみられる。光屈性。
くっしつ‐せい【屈湿性】
植物の器官が湿度に反応して屈曲する性質。屈性の一つ。根では湿度の高い方へ向かう正の屈湿性がみられる。屈水性。向湿性。向水性。水分屈性。
くっしょく‐せい【屈触性】
植物体が固い物に接触した刺激によって起こる屈性。エンドウの巻きひげ、ウツボカズラの葉柄などに見られる。向触性。接触屈性。
くっしん‐せい【屈伸性】
1 伸び縮みする性質。 2 需要量や供給量などの経済の基礎的な諸条件の変化に応じて、価格・利子率・賃金などが変動する度合い。
くっすい‐せい【屈水性】
⇒屈湿性
くっ‐せい【屈性】
植物のある器官が、外部からの刺激に対して一定の方向へ屈曲する性質。刺激の来る方向に向かうのを正の屈性、逆を負の屈性という。屈光性・屈地性・屈湿性などがある。→傾性
くっち‐せい【屈地性】
植物体が重力の作用に対して示す屈性。一般に根は正の屈地性、茎は負の屈地性を示す。重力屈性。