ちこつちょくちょう‐きん【恥骨直腸筋】
骨盤隔膜を構成する肛門挙筋(こうもんきょきん)の一つ。恥骨の内面から起こり、直腸の背後をループ状に囲んで前方に牽引(けんいん)して支える。また、肛門を閉じる働きもある。
ちこつびこつ‐きん【恥骨尾骨筋】
肛門挙筋(こうもんきょきん)の一つ。恥骨の内面から起こり、肛門管の両側を通って、直腸の後方で合流し、尾骨につく。
ち‐じょく【恥辱】
体面・名誉などを傷つけること。はずかしめ。「—を受ける」「—に耐える」
ち‐ぶ【恥部】
1 「陰部」に同じ。 2 人に知られたくない、恥ずべき部分。暗部。「社会の—を暴く」
ち‐もう【恥毛】
恥部の毛。陰毛。
はじ【恥/辱/羞】
1 恥じること。自分の欠点・失敗などを恥ずかしく思うこと。「—を忍んでお願いする」 2 それによって名誉や面目が損なわれる行為・事柄。「家の—」「生き—」
はじ‐い・る【恥(じ)入る】
[動ラ五(四)]ひどく恥ずかしいと思う。深く恥じる。「失態を—・る」
はじ‐かかや・く【恥ぢ赫く】
[動カ四]恥ずかしがって赤面する。はにかむ。「なかなか—・かむよりは罪許されてぞ見えける」〈源・夕顔〉
はじ‐かき【恥掻き】
恥をかくこと。また、その人。はじさらし。
恥(はじ)隠(かく)・る
恥をかかないで済む。「知るとだにのたまはば—・れぬべし」〈宇津保・蔵開下〉