しゅう‐こう【醜行】
恥ずべき行為。また、男女間のみだらな行い。「人の眼をくらますために—を演じるなら」〈横光・旅愁〉
しゅう‐じゅう【羞渋】
[名](スル)恥じらって、態度や口調がはきはきしないこと。「—して言う能わざるなり」〈服部誠一訳・春窓綺話〉
しゅう‐せい【醜声】
不名誉なうわさ。恥ずべき評判。醜聞。「品行敗れ風俗崩れ—四方に聞えたり」〈田口・日本開化小史〉
しゅう‐たい【醜態/醜体】
見苦しい態度・行動。恥ずべき状態。「—をさらす」「—を演じる」
しゅう‐ち【羞恥】
恥ずかしいと思うこと。恥じらい。「—を覚える」
しゅうち‐しん【羞恥心】
恥ずかしく感じる気持ち。「—のない人」
しゅう‐ばく【就縛】
[名](スル)罪人としてつかまり、しばられること。比喩的にも用いる。「—の恥をさらす」「画風の魅力に—される」
主(しゅ)辱(はずかし)めらるれば臣(しん)死(し)す
《「史記」越王勾践世家の范蠡(はんれい)の言葉から》主君が辱めを受ければ、臣は命を投げ出して恥をすすがねばならない。
朱(しゅ)を注(そそ)・ぐ
恥じらいや怒りなどで、顔全体が真っ赤になるようすのたとえ。「満面に—・ぐ」
しょう‐し【笑止】
[名・形動]《「勝事」からか》 1 ばかばかしいこと。おかしいこと。また、そのさま。「—の至り」「—の沙汰」「—なことを言う」 2 気の毒に思うこと。また、そのさま。「老の歩みの見る目—に」〈露...