おん‐こう【恩光】
《万物を生育する太陽の光、春の光の意から》君主の広大な恵み。君恩(くんおん)。
おん‐こう【恩降】
律令制で、恩赦(おんしゃ)により罪が軽減されたこと。→恩赦(おんしゃ)
おん‐し【恩師】
教えを受けた、恩のある先生。
おん‐し【恩賜】
天皇・君主から物を賜ること。また、その賜り物。「—のたばこ」
おんし‐しょう【恩賜賞】
皇室の下賜金に基づき、日本学士院賞・日本芸術院賞の受賞者のうち、特に1名ずつに授与される賞。
おんし‐タバコ【恩賜タバコ】
皇室特別注文の紙巻きタバコ。白地にキクの紋章入り。旧日本軍に、また、第二次大戦後は皇居の清掃奉仕団などに配られた。
おん‐しゃ【恩赦】
1 行政権によって公訴権を消滅させ、あるいは刑の言い渡しの効果の全部または一部を消滅させること。大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除、および復権の5種がある。 2 律令制で、天皇の大権によって刑罰を...
おん‐しゃく【恩借】
[名](スル)《「おんじゃく」とも》人の好意によって金銭や品物を借り受けること。また、その金品。「手紙を書いて—の礼を述べた」〈漱石・こゝろ〉
おんしゃ‐ほう【恩赦法】
恩赦の種類・効力などについて定めている法律。昭和22年(1947)施行。
おん‐しゅう【恩讐】
恩義と、うらみ。情けと、あだ。「—を越えて」